2010/02/13 (Sat)
らんちゅう勉強会
らんちゅう勉強会とは、先生を呼んで、らんちゅうについて勉強・指導・相談する会です。
これを、研究会と呼ぶところもあるようです。
品評会とは大きく異なる点がいくつかあるので、少し紹介します。
まず、対象とされるらんちゅうの歳。
品評会では当歳・二歳・三歳以上とあるのに対して、勉強会では当歳魚のみの対象となっています。
質疑応答については、品評会では、自分がつけられた順位に対して、質問や疑問を投げかけたりすると、審査員に異議と捉えられ印象が悪くなったり、最悪、その会を辞めなくてはいけない事になってしまいます。
一方、勉強会では、情報収集や交換、勉強をするという事が最大のテーマなので、審査結果についてや、自分または他のらんちゅうのいい点・悪い点を、審査委員に質問する事ができます。
勉強会というだけあって、飼育の仕方から品評会にだす為にはどうしたらいいのか?というところまで、幅広く指導して貰えるので、愛好会や品評会よりも勉強になるのではないでしょうか。
簡単にいってしまえば、品評会のテーマは、らんちゅうの品位を向上させる事です。
品評会は、愛好家たちのみる目を養う事に重点をおいた会です。
逆に、会員たちの勉強や情報交換に重点をおいたのが勉強会となります。
らんちゅうその物についてですが、品評会では、自分が苦労して創りあげられたらんちゅうで競い合いますが、勉強会では、自分のらんちゅうは今どれくらいのレベルなのか確認できる場になっています。
2010/02/13 (Sat)
らんちゅう愛好会
らんちゅう愛好会とは、読んで字のごとく、らんちゅうを愛してやまない愛好家たちが参加できる会です。
全国には、たくさんのらんちゅう愛好会があります。
では、そこではどんな事をするのか。
品評会のように、他のらんちゅうと甲乙をつけて競い合うのではなく、らんちゅうについての色々な知識、育て方、観察法、品評会にだす為にはどうしたらよいか?などを解りやすく知る事ができます。
自分が今、らんちゅうをどのように育てているか話したい。
らんちゅうの事をもっと詳しく知りたい。
繁殖を専門としている方の意見を聞きたいなどという方にオススメです。
小さな事から専門的な事まで、詳しく聞く事ができるので、とても勉強になります。
らんちゅうが好きなら、らんちゅうファンがたくさんいる愛好会に参加しないのはもったいないです。
らんちゅうを通して人との交流が増えたり、違う世界をみることで刺激を受けられるので、ぜひ積極的に参加してみましょう。
競い合ってらんちゅうに順位をつける会ではありませんが、自分がたくさんの愛情を注いで育てたらんちゅうと、他の人が育てたらんちゅうの違いはどこにあるのか、目指しているらんちゅうにする為にはどうしたらよいのかなど、嬉しい疑問もでてくるので、一度、他のらんちゅうと比べてみるのもいいですね。
料金体系や運営方法が愛好会によって大きく違うので、いろいろな愛好会に参加して自分に合った愛好会をみつけてみてください。
2010/02/13 (Sat)
らんちゅう品評会
らんちゅう品評会とは、毎年秋頃に行われる、人間でいえばオリンピックのような大会の事です。
他のらんちゅうと自分のらんちゅうを比べ、甲乙をつけて順位が決められる物です。
部門は当歳・二歳・三歳以上に分けられます。
審査項目には、泳ぎ方・全体のバランス・大きさ・ウロコの様子・色・柄(模様)などがあります。
では、どのようにして品評会にだすのかというと、二通りあります。
まず、親のらんちゅうを育てて、産まれた稚魚を一から育て品評会にだす方法です。
一般的には、メスの体形でオスの尾形をしているのがよいといわれていますが、オス・メスどちらも幅が大きく尾形のいい物で頭部が発達していれば、それを掛け合わせるに越したことはありません。
しかし、人間同様、両親がよくても必ずしもいい物が産まれるという訳ではありません。
あくまでも可能性が高いという範囲だと考えてください。
もう一つは、熱帯魚ショップなどで購入したらんちゅうを、大きく育てて品評会にだす方法。
ただ、いいらんちゅうはもちろん値段もそれなりにします。
自分が品評会にだすらんちゅうは、どこに特徴をもたせたいのかによって、選ぶ親が変わってくるので、まず品評会にだしたいらんちゅうをイメージしましょう。
品評会は愛好会の中にある会なので、まず先に愛好会に入会してください。
それから、頑張って育て上げた自慢のらんちゅうを品評会にだしてくださいね。