2010/03/11 (Thu)
うさぎの健康管理
私たちができる範囲での、健康管理を紹介します。
まずは、体重を計る事です。
体重は健康のバロメーターともいえるぐらいに重要なのです。
成長期にどの位体重が増えているのかをチェックする事もでき、また大人になるにつれ、太りすぎたり、痩せすぎではないかを知る事もできます。
ペットとして飼われているうさぎは肥満が多いです。
食事でのカロリー摂取が多く、運動不足であるのが原因です。
体質によって異なりますが、肥満は飼育の仕方で大きく変わってきます。
定期的に体重を計り、バランスのいい食事を与えます。
たまにはケージからだして遊ばせる事も肥満防止や肥満解消に繋がるでしょう。
飼い主が注意してあげなければ、うさぎはすぐに肥満状態になってしまいます。
肥満状態が続くと、免疫力が低下し、病気に掛かりやすくなります。
病気の予防の為にも、定期的に体重を計るようにしてください。
次に排泄物をチェックします。
尿の場合、血が混じっていないかをみます。
いつもと量や回数の違いはないかもチェックします。
普通の尿は白く濁っていますが、赤色や黄色をしていたり、クリーム状のものが混じっている時があります。
これだけでは病気とはいえませんが、他にもいつもと様子が違うところがあれば病院に連れて行きましょう。
そしてフンについてです。
普通のフンは茶色でコロコロした丸い形をしています。
軟便だったり、粒がいつもより小さい、粒が繋がっているなど、異常がみられないかを、日々チェックしていきましょう。
2010/03/11 (Thu)
うさぎのかかる病気
うさぎの主な病気を紹介します。
餌の食べ過ぎや腸、肝臓の病気から便がゆるくなり、下痢やおしりが汚れてくる病気があります。
神経質な為に、ストレスでもお腹を下してしまいます。
幼いうさぎが下痢をするようなら、コクシジウム症の可能性があります。
うさぎも脱臼や骨折をします。
うさぎの骨は弱いので、ジャンプしただけでも折れます。
足を引きずって歩いているなど、痛がっている場合は病院に行きましょう。
また、排出物を垂れ流したままでいる場合もあります。
このような症状は、脊髄に傷がついている可能性が高いです。
うさぎは感染性にも掛かりやすく、くしゃみや鼻水の症状がでます。
長引くと鼻炎や副鼻腔炎と進行していき、肺炎にまでなってしまいます。
これをスナッフルといいます。
また、皮膚がカサつき毛が抜け落ち、結膜炎を起こすパスツレラ症の可能性もでてきます。
消化器の病気も多いです。
毛づくろいした毛が、胃の中で毛玉となりお腹が膨れてきます。
消化できなかった食べ物や異物が溜まったり、ガスが発生したりするのです。
うさぎは歯が大切ともいわれています。
噛み合わせが合っていないと、歯が伸びすぎて不正咬合になります。
エサを食べなくなったり、よだれを垂らしたりと大変です。
歯は伸び続けるので、柔らかい物ばかり食べさせずに、適度に硬いものも与えましょう。
寄生虫にもかかります。
頻繁に耳をかゆそうにかいている場合は、ダニが耳に寄生していると考えられます。
2010/03/11 (Thu)
鳥・インコの健康管理
鳥の健康を維持していくには、日々の観察が大切です。
最も大切なのは、体重をこまめに計る事です。
体重を計るということは、健康状態を知る大きな手段となります。
鳥は一目みただけでは、羽毛に包まれていて痩せているのか太っているのかがはっきりとわからないのです。
事前に平均体重を知っておくだけでも病気の早期発見に繋がります。
また、体重が平均であっても栄養不足だと意味がありません。
できれば一日にどのくらい餌を食べているかなども計ってみてください。
食欲がないなら病気を疑います。
それに加え、過食していないかもみなければなりません。
基本的には、一日に体重の約1割分の餌を食べます。
2割以上を与えていれば食べ過ぎになり、肥満の可能性があります。
鳥はそ嚢から胸部、腹部、翼下体側の皮下に脂肪がつきやすいのです。
普通は皮下脂肪はほとんどつきませんが、肥満になるとついてきます。
逆に、食べ過ぎであっても胸筋が発達していなければ痩せ過ぎといえます。
次に、羽毛に異常がないかをチェックします。
寒くて体温が低下していると、鳥は羽毛を逆立てます。
病気かと心配しますが、健康な鳥でもする事です。
判断基準を紹介すると、「常に膨羽していてよく眠っている状態」です。
このような状態なら病気かもしれません。
病気ならば動いていても膨羽している事が多いので判断は容易でしょう。
ここで体重が減っていれば、病気が原因で膨羽していると確信できるので、日常的に体重を計る事も忘れないでください。