2010/03/11 (Thu)
らんちゅう交配法
らんちゅうの交配を上手くする為には、交配する前年の秋頃からの体作りが肝心となってきます。
春までの間に病気になると、痩せた状態で春を迎える事になります。
また、餌のやり過ぎで肥満になると、精力が落ちてしまいます。
メスの場合はお腹が膨れ、難産になり、卵が詰まり死んでしまいます。
大切ならんちゅうを守る為にも基礎の体作りが重要なのです。
この時期は、今まで以上に十分注意していってください。
冬場は冬眠に入るので、最低でも交配の一ヶ月前には起こさなくてはなりません。
いいとされている交配日は、桜前線に合わせた4月20日あたりです。
あまり早期に起こすと調子を崩してしまう事があるので、この日を目安に起こしてみて下さい。
交配に適しているのは、子の特徴がはっきりして成長が早く、卵が立派で大きいといわれる3歳~5歳のらんちゅうです。
交配前はオスとメスを分けておきましょう。
交配の際には、未受精卵の数を増やさない為にも、大体2:1ないし3:2で、オスがメスより多く必要となります。
未受精卵を放っておくと水カビが生え、受精卵に悪影響を与えてしまい、孵化までいかず腐ってしまいます。
なので、それは避けましょう。
また、成長不良になったり、寿命が縮まる可能性が高くなるので、交配は1年で2回までにしておきましょう。
人工受精は負担が少ないので目安は4回までですが、できれば2回までにしておいた方が長生きできると思います。
2010/03/11 (Thu)
らんちゅうカリスマブリーダー
カリスマブリーダーになるには、まずらんちゅう選びが重要になってきます。
らんちゅうといえば頭のコブや色です。
コブの形で「兎金頭」「竜頭」「獅子頭」と呼び名が違ってきます。
品評会ではコブがポイントとなります。
また、約20種類以上ある色から、お気に入りのらんちゅうを選ぶのも楽しみの一つです。
一般的に知られているのは赤色ですが、黄金色や黄頭などの黄色系も綺麗でお薦めですよ。
背中に赤い日の丸の模様があったり、小窓・大窓と呼ばれる頭が白いらんちゅうなど、様々な模様の種類があるので選んでいて楽しいです。
基本的には上からの鑑賞が多いので、色や模様の名前は上からみた時の呼び方でつけられているそうです。
らんちゅうには背びれがないのでゆっくり泳ぎます。
その愛らしく泳ぐ姿が好きな方には、観賞用として愛されてます。
らんちゅうを買う人は、ペット、観賞用、品評会に出品したい人などそれぞれ違うようです。
らんちゅう選びに共通していえるのが、全体の肉付きをみたり、頭のコブをみたりと元気に泳ぐらんちゅうを選ぶ事です。
購入する時は、泳いでいる姿をゆっくりみれるペットショップで買う事をお薦めします。
水槽が濁っていたりすると、病気になっていたりするので注意してください。
後は、基本的な飼育の仕方に習い、育てていけば立派ならんちゅうが育ちます。
品評会にだすなど、楽しみながら、カリスマブリーダーを目指しましょう。
2010/03/11 (Thu)
らんちゅう飼育器具
らんちゅうを飼う為にはまず、当たり前ですが水槽が必要です。
5匹を目安とすると、頻繁に水を換えなくて済むのでお薦めです。
60センチぐらいのアクリル製の水槽を選べば無難でしょう。
らんちゅうを上からみる為に作られた、らんちゅう水槽というものもあります。
後は、ろ過するフィルターやエアポンプも必要です。
らんちゅうは繊細なので、水質の維持が後々重要になってきます。
下に砂利をひいたり、水草を入れるのもいいでしょう。
また、らんちゅうは急激な温度の変化にはついていけないので、水温計を用意してこまめに温度をチェックして環境を整えてあげましょう。
それでも冬場などはなかなか水温を安定させるのは難しいですね。
その時は、ヒーターやサーモスタットなどを使うと便利で簡単ですよ。
道具をきちんと揃えても、餌の与えすぎやフンで水が濁ったりしたら放っておかないで、すぐに水を変えてあげてください。
病気に繋がってしまいます。
用意するものは、ほとんど他の金魚を飼うときと変わらないのでお金はあまり掛かりません。
以前金魚を飼っていた方は、道具を捨てていなければすぐにでも飼う事ができます。
水槽などを買い揃えたら、設置にも注意が必要です。
直接太陽の光が当たらない場所に置き、水の温度が激しく変化する窓際や屋外は避けるようにしましょう。
これさえ守れば、とりあえずらんちゅうを飼う事が可能です。
参考にしてみてください。