穏やかな犬とは

人にも色々な性格の人がいるように、犬にも色々な性格の犬がいます。
誰にでも尻尾を振って、なついてくる犬もいれば、飼い主の後ろに隠れてしまうような、人見知りする犬もいます。
このように聞くと、まるで人間のような性格ですよね。
では、「性格が穏やかなタイプ」とは、どのような犬のことを指すのでしょうか。
たとえば、
①人に対しても犬に対しても、誰にでもなつく犬。
これは、散歩中などで、他人に触られたり、他の犬とすれ違っても吠えたりしない犬ということです。
次は、
②行き慣れない場所でも落ち着いていられる犬。
たとえば、旅先などのいつもと違う場所でも吠えたりしない犬のことです。
そして、
③大きな物音がしたり、他の犬が吠えたりしても、過剰に反応しない犬。
これは、穏やかではありますが、番犬としては、あまり役に立たないかもしれませんね。
番犬にするなら、自分の家の中にいるのに、玄関のチャイムや電話の音などにむやみに反応して、吠える犬の方が向いていますね。
上記の条件をいくつか満たしている犬種を飼ったけど、全然おとなしくない・・・と言った話も聞くことがあります。
それは、なぜでしょうか。
一般的に、おとなしく性格が穏やかな犬と言われている犬種でも、犬それぞれによって性格があります。
人間でもよく笑う人もいれば、全然笑わない人もいると言ったように、犬によって性格も違うのです。
実際に自分の目で確かめてから、飼うようにするといいですね。