
鳥・インコのかかる病気
鳥はとても小さい動物ですが、掛かってしまう病気はたくさんあります。
よくあるのは風邪です。
風邪をひいてしまうと、鼻が詰まって呼吸がしにくくなります。
ひどい場合は点鼻薬を処方して貰います。
次は、そのう炎についてです。
そのうに食べカスが段々と溜まって、腐ってしまい炎症につながってしまう病気です。
これは、鳥に合った餌以外の食べ物をあげていたり、雛の場合であれば、そのうが空にならない間に餌をやりすぎたりが原因です。
上手く消化ができなくなり、結果、炎症を引き起こしてしまいます。
餌の与え方には十分注意してください。
また、細菌による病気も多いです。
免疫力が弱くなっている妊娠中や、換羽期には、よくカビが発生します。
早期発見だと治る可能性が高いですが、発症してしまうと約8割は治りません。
段々と食事ができなくなり、栄養失調で死に至ります。
蓄膿症も生死に関わる怖い病気です。
抗生物質を処方して貰って、菌と膿を抑えます。
口の中にも膿がでてきますので、取り除いてあげなければなりません。
ショック死や衰弱して死んでしまう事もあり、症状が進むと完治は難しいです。
このような病気や肥満などを防ぐ為にも、定期的に健康診断に連れて行く事をお薦めします。
他にも、肝臓病や糖尿病、腫瘍もできます。
皮膚や羽に寄生虫がつき皮膚病にもなります。
PBFD、BFD、オウム病といった伝染病もあります。
日頃からこのような病気にならないように、注意を心掛けましょう。

ハムスターの健康管理
今からハムスターの健康管理についてお話します。
ハムスターは人生の大半をゲージの中で過ごすので、ゲージを清潔にしなければなりません。
ハムスターは元々夜行性なので、昼間は寝ている事が多いです。
なので、掃除は早朝にする事をお薦めします。
頻度は週に一回ぐらいがベストです。
清掃中はハムスターが逃げないように別の容器に移しましょう。
そして敷物や食べ残しなどは、すばやく全体的に掃除します。
巣箱の中も忘れてはいけません。
トイレの砂は全部換えてしまわず、自分の臭いが残るように少し残しておきます。
そうするとハムスターは安心します。
掃除したゲージは元の場所におきましょう。
次は食事です。
活動が活発になってくる、起きて3時間と眠るまでの3時間が一番食欲があります。
ヒマワリの種やピーナッツなどは高カロリーで肥満の原因になります。
ハムスター専用のフードをメインにしましょう。
高カロリー食や新鮮な野菜などは副食として与えます。
また手から与えるようにすれば食べ過ぎを防げ、コミュニケーションにも繋がります。
水を与えるのも忘れないようにしましょう。
食事の次は運動です。
狭いケージでは運動不足になりがち。
肥満になると困るので適度に運動させましょう。
ゲージからだして一緒に遊んだり、ケージに回し車などのおもちゃを入れて運動させましょう。
ハムスターは警戒心が強いので、何事も徐々に慣れさせます。
特に飼い始めのハムスターは、ケージ越しのコミュニケーションから始めましょう。
スキンシップは馴れるまで我慢してくださいね。

ハムスターのかかる病気
ハムスターの病気を紹介します。
まずは皮膚病についていくつか説明します。
「細菌性皮膚炎」細菌によって炎症してきます。
膿がたまって皮下膿瘍に繋がる場合があります。
「毛包虫症」ニキビダニともいい、ストレスや体調不良で免疫力が低くなった時に発症します。
この菌は授乳期に母親から移り、皮下に潜んでいます。
「皮膚糸状菌症」カビによる病気です。
フケが発生し、毛が抜けはじめます。
他のハムスターと同じゲージに入れておくと感染してしまうので隔離します。
「栄養性脱毛」16%以下の低蛋白の餌を毎日与えると、タンパク質、ビタミン、ミネラルが足りなくなり、毛が抜けていく病気です。
餌を買うときは成分までみるようにしましょう。
「外耳炎」気づきにくい病気です。
中耳や内耳に繋がり、酷い場合は顔まで炎症が広がってきます。
頻繁に耳をかいていないかをチェックしましょう。
次は胃腸系の病気について説明します。
「下痢」腐った餌を食べたり、拾い食い・環境の変化が原因です。
下痢が続いてしまうと腸重積脱や直腸脱の可能性が高くなります。
そして口の病気です。
「不正咬合」前歯はこれから先伸び続けます。
噛み合わせが合わないと伸びすぎて、皮膚を突き破ってしまいます。
「頬袋の脱出」脱出した頬袋を自分で引っ張ってしまい、傷がつき炎症を引き起こします。
ジャンガリアンハムスターによくみられます。
ハムスターにも生殖器や膀胱炎などの泌尿器の病気もあります。