2010/03/11 (Thu)
鳥・インコのかかる病気
鳥はとても小さい動物ですが、掛かってしまう病気はたくさんあります。
よくあるのは風邪です。
風邪をひいてしまうと、鼻が詰まって呼吸がしにくくなります。
ひどい場合は点鼻薬を処方して貰います。
次は、そのう炎についてです。
そのうに食べカスが段々と溜まって、腐ってしまい炎症につながってしまう病気です。
これは、鳥に合った餌以外の食べ物をあげていたり、雛の場合であれば、そのうが空にならない間に餌をやりすぎたりが原因です。
上手く消化ができなくなり、結果、炎症を引き起こしてしまいます。
餌の与え方には十分注意してください。
また、細菌による病気も多いです。
免疫力が弱くなっている妊娠中や、換羽期には、よくカビが発生します。
早期発見だと治る可能性が高いですが、発症してしまうと約8割は治りません。
段々と食事ができなくなり、栄養失調で死に至ります。
蓄膿症も生死に関わる怖い病気です。
抗生物質を処方して貰って、菌と膿を抑えます。
口の中にも膿がでてきますので、取り除いてあげなければなりません。
ショック死や衰弱して死んでしまう事もあり、症状が進むと完治は難しいです。
このような病気や肥満などを防ぐ為にも、定期的に健康診断に連れて行く事をお薦めします。
他にも、肝臓病や糖尿病、腫瘍もできます。
皮膚や羽に寄生虫がつき皮膚病にもなります。
PBFD、BFD、オウム病といった伝染病もあります。
日頃からこのような病気にならないように、注意を心掛けましょう。
2010/03/11 (Thu)
ハムスターの健康管理
今からハムスターの健康管理についてお話します。
ハムスターは人生の大半をゲージの中で過ごすので、ゲージを清潔にしなければなりません。
ハムスターは元々夜行性なので、昼間は寝ている事が多いです。
なので、掃除は早朝にする事をお薦めします。
頻度は週に一回ぐらいがベストです。
清掃中はハムスターが逃げないように別の容器に移しましょう。
そして敷物や食べ残しなどは、すばやく全体的に掃除します。
巣箱の中も忘れてはいけません。
トイレの砂は全部換えてしまわず、自分の臭いが残るように少し残しておきます。
そうするとハムスターは安心します。
掃除したゲージは元の場所におきましょう。
次は食事です。
活動が活発になってくる、起きて3時間と眠るまでの3時間が一番食欲があります。
ヒマワリの種やピーナッツなどは高カロリーで肥満の原因になります。
ハムスター専用のフードをメインにしましょう。
高カロリー食や新鮮な野菜などは副食として与えます。
また手から与えるようにすれば食べ過ぎを防げ、コミュニケーションにも繋がります。
水を与えるのも忘れないようにしましょう。
食事の次は運動です。
狭いケージでは運動不足になりがち。
肥満になると困るので適度に運動させましょう。
ゲージからだして一緒に遊んだり、ケージに回し車などのおもちゃを入れて運動させましょう。
ハムスターは警戒心が強いので、何事も徐々に慣れさせます。
特に飼い始めのハムスターは、ケージ越しのコミュニケーションから始めましょう。
スキンシップは馴れるまで我慢してくださいね。
2010/03/11 (Thu)
ハムスターのかかる病気
ハムスターの病気を紹介します。
まずは皮膚病についていくつか説明します。
「細菌性皮膚炎」細菌によって炎症してきます。
膿がたまって皮下膿瘍に繋がる場合があります。
「毛包虫症」ニキビダニともいい、ストレスや体調不良で免疫力が低くなった時に発症します。
この菌は授乳期に母親から移り、皮下に潜んでいます。
「皮膚糸状菌症」カビによる病気です。
フケが発生し、毛が抜けはじめます。
他のハムスターと同じゲージに入れておくと感染してしまうので隔離します。
「栄養性脱毛」16%以下の低蛋白の餌を毎日与えると、タンパク質、ビタミン、ミネラルが足りなくなり、毛が抜けていく病気です。
餌を買うときは成分までみるようにしましょう。
「外耳炎」気づきにくい病気です。
中耳や内耳に繋がり、酷い場合は顔まで炎症が広がってきます。
頻繁に耳をかいていないかをチェックしましょう。
次は胃腸系の病気について説明します。
「下痢」腐った餌を食べたり、拾い食い・環境の変化が原因です。
下痢が続いてしまうと腸重積脱や直腸脱の可能性が高くなります。
そして口の病気です。
「不正咬合」前歯はこれから先伸び続けます。
噛み合わせが合わないと伸びすぎて、皮膚を突き破ってしまいます。
「頬袋の脱出」脱出した頬袋を自分で引っ張ってしまい、傷がつき炎症を引き起こします。
ジャンガリアンハムスターによくみられます。
ハムスターにも生殖器や膀胱炎などの泌尿器の病気もあります。