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2010/02/13 (Sat)
2010/02/13 (Sat)
らんちゅうの系統
らんちゅうは、明治時代に日本で生まれました。
正確にいうと、人によって作りだされた魚です。
そんな、らんちゅうの系統は、大きく分けて大阪筋・宗家筋・京都筋の3つあります。
まず、大阪筋のらんちゅうについてですが、元々江戸時代からいたであろう、元祖らんちゅうといった感じの原形を変えずにそのまま受け継いだ物です。
明治や大正で繁殖を重ねてきましたが、戦争の余波で絶滅したのではないかといわれていました。
しかし、近年になって、この大阪筋のらんちゅうだと思われる物が発見され、普及させる活動があるようです。
宗家筋のらんちゅうは、今のらんちゅうを作りあげた、初代石川亀吉らによる、石川宗家由来の魚といわれています。
尾の形と泳ぎ方に重きをおき、作りあげられた系統で、どの系統よりも、力強さを感じる事ができます。
太身が特徴的な浜松系や、独特なスタイルや尾の形が抜群に綺麗な岡山系も、この系統に含まれます。
京都筋のらんちゅうは、宗家筋と他の筋から作りあげられた系統で、ぱっとみて、鮮やかな色や柄に目を奪われます。
肉瘤のつき方に重きをおくのがこの系統の特徴です。
これらすべては、総称で「らんちゅう」と呼ばれていますが、実際は種類の違う魚と考えた方がいいでしょう。
らんちゅうが系統に分けられている理由は、日本らんちゅう協会ができた事により、らんちゅうに魅せられる人が急激に増え、産地や特徴的な姿のらんちゅうが作りだされたからなのだそうです。
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