2010/09/06 (Mon)
犬の歯の手入れのコツ
犬も人間と同じで、歯の手入れが必要です。
犬の歯の手入れは、片手で犬の唇をめくって押さえ、歯の表面を指に巻きつけたガーゼで磨きます。
さらに、歯の間などを犬用歯ブラシや子供用歯ブラシで磨きましょう。
犬は歯茎から出血しやすいので、柔らかい歯ブラシで優しく磨いてあげるのがコツと言えます。
また、歯を磨く時は、歯の一本一本を丁寧に円を描くように磨いてあげるのが上手に磨くコツです。
特に奥歯や歯の外側は汚れが溜まりやすいので、よく見て綺麗に磨いてあげると良いですよ。
犬の歯にも人間同様、歯石が溜まります。
歯石を取る時には、スケーラーという歯石を取る道具を使って綺麗に取ってあげてください。
犬の歯の手入れは、子犬の時期から歯磨きをして歯磨きに慣れさせておくことが理想ですが、そうでない場合は歯磨きの際に鼻先や口を触られるのを嫌がってしまうことがあります。
そんな時は、少しずつ褒めながらコミュニケーションを取って、嫌がらずに口元に触れるように訓練する必要があるでしょう。
犬は基本的に人間に比べて虫歯になりにくいと言われています。
本来、犬の口は無臭ですから、口臭がある場合は虫歯や歯の汚れがあると考えた方がいいですね。
できれば毎日、歯の手入れをするのがベストですが、できない場合には3日に一回くらいを目安に歯の手入れをすると良いでしょう。
普段から歯磨き効果のあるおもちゃや歯垢をとる効果のあるガムなどを与えるのも、歯の手入れに役立つと思います。
2010/09/06 (Mon)
犬のブラッシングのコツ
犬のブラッシングは、ブラシの使い分けがポイントです。
犬のブラッシングに使うブラシは、長毛犬種にはピンブラシやコーム、短毛犬種には獣毛ブラシ、超短毛犬種にはラバーブラシが適しています。
また、すべての犬種に共通して、毛のもつれや毛玉を取ることのできるスリッカーブラシが有効です。
犬のブラッシングにはこれらのブラシを用い、日常のお手入れはソフトなものを、もつれている毛にはハードなものをというように、上手に使い分けるのがコツです。
ブラッシングは、根元のもつれを取ることが大切なので、表面だけではなく、毛の根元からブラッシングするとよいでしょう。
毛がもつれてしまっている場合には、強引に引っ張ってしまわないようにしてください。
一気にブラッシングしようと考えず、一か所ずつ優しくブラッシングしてあげると良いですよ。
ブラッシングの時に、ハードなスリッカーブラシを利用する場合には、力の入れすぎにも注意が必要となります。
力を入れすぎてしまうと、ブラシの先で皮膚を傷つけることがありますので、余分な力を入れずにブラッシングをすると良いでしょう。
ブラッシングは、抜け毛や毛玉を取り除くことができますから、皮膚病の予防にもなります。
それに、ブラッシングすることで皮膚のマッサージにもなるので、血行を良くすることができるというメリットもあります。
さらには、皮膚の異常や虫なども早く発見できますから、早めに対処することができるでしょう。
なるべくなら、毎日、犬とのコミュニケーションの一環としてブラッシングを行いたいものですね。
2010/09/06 (Mon)
犬のシャンプーのコツ
犬のシャンプーはコツをつかんで手早く行いましょう。
犬のシャンプーは、犬の体調がいい時に行います。
犬にとってシャンプーはストレスになることが多いので、手際よく行うことも重要です。
シャンプーの前には、まずしっかりとブラッシングを行います。
耳の後ろや内股、つま先や顔、お尻なども丁寧にブラッシングすることで、毛がもつれることなく、スムーズにシャンプーを行うことができるのです。
また、シャンプーの際は、短時間で仕上げられるようにリンスインシャンプーを使うのがおすすめです。
人間用のシャンプーは刺激が強すぎるので、必ず犬専用のシャンプーを利用しましょう。
洗う時には、犬にストレスを掛けないように、マッサージをするみたいに洗うと良いですよ。
耳の内側は両手で優しく揉んで洗い、お尻の周りは毛を揉み込むように洗うことがポイントです。
顔を洗う時には、シャンプーが目に入らない様に顔を上向きに支えて洗い、後頭部からお湯をかけるのが上手にシャンプーをするコツです。
シャンプーで洗った後は、しっかりとすすぎます。
すすぎが十分でないと皮膚や毛に良くないので、人肌程度のぬるま湯でしっかりとすすぎましょう。
意外と見落としがちな指の間や肉球の溝などもしっかりと流せているか確認すると良いですね。
愛犬の健康のためにも、洗う時のコツを覚えて、月に一度はシャンプーをしてあげてください。