2010/02/13 (Sat)
らんちゅうを安く買いたい
らんちゅうは、金魚の王様というだけあって、他の金魚よりも別格に丁寧に扱われています。
その為、他の金魚よりも値段が高く、いい物であればあるほど、価格も上乗せされていきます。
品評会レベルの高い物などは特にです。
しかし、一言でらんちゅうといっても、低価格な物から高値で取引される物まで幅広くあります。
低価格な物は、熱帯魚ショップやホームセンターなどでは、300円程度からあります。
お祭りでもすくう事ができます。
ただ、これら低価格のらんちゅうは、いわばペットとして自宅観賞用で楽しむ物であり、品評会にだしたり、商売として繁殖させる物ではないですね。
高額な物は、1匹10万円以上する事もあり、こういったらんちゅうが、主に繁殖用か品評会にだしたいという愛好家たちの間で人気があるようです。
「らんちゅう 販売」とインターネットで検索すると、らんちゅうを販売している数多くのサイトが存在し、オークションもあります。
でも、せっかくらんちゅうを飼いたいと思っているのでしたら、自分の目で大きさや泳ぎ方などをみて、決めたいところです。
写真では、どうしても色や大きさに誤解が生じて、自分の思っていた物と違うなんて事もあります。
泳ぎ方で病気などをみわける事もできます。
それに、何といっても、らんちゅうは泳ぎ方がとても優雅です。
ペットとして安く買いたいという方は、是非一度、近くのホームセンターや熱帯魚ショップに足を運んでみてください。
2010/02/13 (Sat)
らんちゅうの系統
らんちゅうは、明治時代に日本で生まれました。
正確にいうと、人によって作りだされた魚です。
そんな、らんちゅうの系統は、大きく分けて大阪筋・宗家筋・京都筋の3つあります。
まず、大阪筋のらんちゅうについてですが、元々江戸時代からいたであろう、元祖らんちゅうといった感じの原形を変えずにそのまま受け継いだ物です。
明治や大正で繁殖を重ねてきましたが、戦争の余波で絶滅したのではないかといわれていました。
しかし、近年になって、この大阪筋のらんちゅうだと思われる物が発見され、普及させる活動があるようです。
宗家筋のらんちゅうは、今のらんちゅうを作りあげた、初代石川亀吉らによる、石川宗家由来の魚といわれています。
尾の形と泳ぎ方に重きをおき、作りあげられた系統で、どの系統よりも、力強さを感じる事ができます。
太身が特徴的な浜松系や、独特なスタイルや尾の形が抜群に綺麗な岡山系も、この系統に含まれます。
京都筋のらんちゅうは、宗家筋と他の筋から作りあげられた系統で、ぱっとみて、鮮やかな色や柄に目を奪われます。
肉瘤のつき方に重きをおくのがこの系統の特徴です。
これらすべては、総称で「らんちゅう」と呼ばれていますが、実際は種類の違う魚と考えた方がいいでしょう。
らんちゅうが系統に分けられている理由は、日本らんちゅう協会ができた事により、らんちゅうに魅せられる人が急激に増え、産地や特徴的な姿のらんちゅうが作りだされたからなのだそうです。
2010/01/07 (Thu)
らんちゅう薬浴
らんちゅうは、ちょっとした変化でも体調を崩す事がよくありますね。
もしも、らんちゅうに病気の疑いが少しでもみられたら、早い段階で薬浴をした方がいいかもしれません。
薬浴とは、薬剤を溶かした水の入った水槽で、魚を泳がせて治療などをする事。
薬浴には、瞬間浴といって、濃度の高い薬剤入りの水で数分間行う物、短時間浴といって、数時間以内の薬浴を行う物、長時間浴といって、半日以上の薬浴を行う物、また、この長時間浴を繰り返して行う永久浴という物があります。
初心者でも、比較的行いやすい方法は、長時間浴や永久浴です。
この二つの方法は、規定通りの薬剤の濃度で、ゆっくりと治療を行うので、魚への負担が少なく済む為です。
どうしても、瞬間浴や短時間浴のような方法ですと、いくら短い間の事とはいえ、高濃度の薬剤は毒性も強いので、それを受ける魚の負担は大きいです。
経験を重ねれば、どの方法でも安全に行う事ができるでしょう。
ですが、技術がない状態で挑戦するには、少々リスクが高いかと思います。
長時間浴は、治療したい病気に対応する薬剤を、その規定量溶かし、規定通りの時間行えば、特に難しい部分はありません。
症状が改善されるまで、薬浴、観察を繰り返し、完治を待ちます。
注意点といえば、薬剤には、同じ成分が入った物も多いので、勝手に混ぜて使ったりしない事です。
専門家がこれらを詳しく紹介しているサイトもありますので、参考にしてみてください。