2010/01/07 (Thu)
らんちゅうの水替え
らんちゅうの水換えは、まず、その時の水温に注意しなくてはなりません。
水温によって、らんちゅうの場合、水換えの方法がかなり違ってきます。
これは、水温が低い時だと、青水になるのが遅くなるので、全部新水にしてしまうと、保温などの効果がなくなりやすくなる可能性があるのです。
また、逆に、水温が高い時だと、青水になる速度があまりに早くなりすぎて、割水では水をいい状態に保つ事がかなり難しくなるのです。
水の温度がどの程度だと、どういった方法で水換えをするといいのか?という事をおさえておくのは、らんちゅうを飼ううえで、かなり重要な部分なので、しっかり覚えておく必要があります。
また、水換えの方法だけでなく、水換えが必要かどうかも、きちんと判断しなくてはなりません。
水温の低い冬眠期であれば、例え水が汚くても、交換はしません。
冬眠期ではなくとも、水温が低い時は、水は補充して薄める程度に留めておきます。
逆に、高温の時は、朝にそこまで汚いと感じなくても、日が暮れる頃には急速に青水化して、明朝にはドロドロになんて事がよくあります。
らんちゅうの体調を悪くしない為にも、よく観察して、対応しないといけないのです。
他にも、新水は汲みおきしてカルキを抜いて利用する事や、青苔は擦り落としてしまわない事など、細かな注意はありますが、これらに気をつければ、ほぼ対応できるでしょう。
もっと詳しく知りたい方は、専門的な事を紹介したサイトなどもありますので、そちらを参考にしてみてください。
2010/01/07 (Thu)
らんちゅうエサ食べない
らんちゅうが、急に餌を食べなくなったら、すごく心配ですよね。
らんちゅうは、とてもデリケートな魚ですので、なにかあったのかと不安になりますし、原因が解らないと、その不安はどんどん膨らみます。
らんちゅうが餌を食べない時は、なによりまず、正しい原因をみつけてあげないといけません。
それも、できるだけ早い段階で発見した方がいいでしょう。
では、原因として考えられる事はなにがあるのか?ですね。
まず、問題がどこにあるかで、対応方法は変わってきます。
一つ一つを確認し、早急に原因を突き止めましょう。
考えられる理由としては、魚・餌・水・環境などの状態に問題がある事です。
例えば、餌の与え方がいけない・病気である・餌が合わない・餌が劣化している・水が汚い・水温がよくない・エアレーション・密度などが主でしょう。
慣れた方でしたら、ちょっと確認するだけで、原因が特定できるかもしれませんが、そうなるまでは、一つ一つ調べて行き、消去法でみつけだすしかありません。
少しの事でも、餌の食べ方が変わってしまう事がらんちゅうにはよくありますが、場合によっては、絶食が望ましい時もあります。
ですので、まず、原因を特定する事。
そして、それに合った対策を、体調が悪化しないうちに、早々に行う事。
これが肝心です。
様子をみようと、そのままにしておいたりすると、最悪の事態になる事も稀ではありません。
ちょっと神経質なくらいが、らんちゅうにはちょうどいいかもしれません。
2009/12/04 (Fri)
らんちゅう産卵
産卵をさせたいのであれば、冬から準備をしましょう。
らんちゅうは、冬になると冬眠します。
水温が10℃以下になると、冬が来たと感じ、冬眠するのです。
餌をまるっきり食べなくなります。
水温が10℃以上になると、餌を食べることもありますが、産卵をさせたいのであれば、冬は絶食させましょう。
冬眠時は、水深を40cm位にします。
餌をあげなくても、水槽の藻などを食べますので、糞は出ます。
1日1回は糞を掃除してあげます。
また、水が少なくなってきたら、水を足してあげますが、静かに行います。
水が大きく動くと、らんちゅうは驚いてしまいます。
気をつけましょう。
産卵時には、産卵巣を作ってあげる必要があります。
網戸の網を水槽の底に敷いて、棕櫚を親指位の大きさにしたものを網の中心に置き、水草の代わりにします。
もちろん、水草だけでも大丈夫ですが、水草は移動してしまったりするので、産卵数も着く卵の数も、少なくなってしまいます。
産卵をさせる雌雄のらんちゅうは、新水に入れます。
1度失敗した場合、両方を元の水槽に戻すことはせず、雄の方だけを元の水槽に戻します。
雌はそのままにしておきます。
そして、翌日に再度産卵をさせてみましょう。
2日間共に失敗してしまったら、水あたりを起こしているかもしれないので、塩水に入れて回復させます。
そして、回復後に再度チャレンジしてみましょう。
うまく産卵できることを願って、頑張ってみましょう。